にわかが1990年のプロ野球を振り返る阪神タイガース⑥

続きです。

9番 投手中西清起


17登板 14先発 4完投 2完封 1無四球
5勝 6敗 0セーブ 405打者 89.2回
117被安打 10被本塁打 25与四球 4与死球
50奪三振 1暴投 0ボーク 52失点 49自責点 防御率4.92 WHIP1.58

1990年の開幕投手中西清起。7年目のシーズン。

中西と言えば1985年の胴上げ投手として、

今でも映像で見る機会がありますね。

当時は2年目だったから驚き。

成績ですが、前年の1989年、途中から先発転向

し、初の開幕投手に抜擢され完封するも、

右足首の故障で戦線離脱。

結果的にエースと期待された中西と、

4番で本塁打争いトップに立っていたパリッシュの

離脱が最下位という順位の原因と言えるでしょう。

続きは、主に活躍した投手陣です。

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にわかが1990年のプロ野球を振り返る阪神タイガース⑤

続きです。

大野久 外野手 117試合 403打席 360打数 48得点
89安打 17二塁打 4三塁打 4本塁打 126塁打
26打点 16盗塁 4盗塁死 11犠打 2犠飛
26四球 1敬遠 4死球 73三振 7併殺
打率.247 出塁率.304. 長打率350 OPS.654

「少年隊」の一人。開幕スタメンこそ中野選手に

譲ったものの数字を見る限り足あり長打力あり

小技ありで悪くない成績に思えます。

この年規定打席を達成しております。

しかし打率.247 73三振と確実性に欠けますね。

今でいう江越大賀選手といったところでしょうか。


山脇光治 内・外野手 88試合 143打席 131打数
19得点 37安打 3二塁打 0三塁打 1本塁打 43塁打
10打点 8盗塁 1盗塁死 3犠打 1犠飛
8四球 0敬遠 0死球 19三振 5併殺
打率.282 出塁率.321 長打率.328 OPS.650

遊撃手、三塁手二塁手左翼手等、内外野守れる

バイプレーヤーとして活躍。この年自己最多の88

試合に出場。

スカウトとしても活躍しましたね。その後?

ちょっとわかりません。。

続きます。


にわかが1990年のプロ野球を振り返る阪神タイガース④

続きです。

7番 三塁手 八木裕 124試合 463打席 412打数
63得点103安打 15二塁打 2三塁打 28本塁打
206塁打 66打点 4盗塁 2盗塁死
4犠打 3犠飛 41四球 2敬遠 1死球 101三振 8併殺
打率.250 出塁率.316 長打率.500 OPS.816

掛布2世と期待される4年目の三塁手

代打の神様」は超期待の若虎だったんですね。

ちなみにこの年が初の規定打席、28本が

キャリアハイとなる様です。この年25歳。

100三振と荒削りですが、魅力溢れる成績です。


8番 捕手 嶋田宗彦 47試合 112打席 100打数 7得点 15安打 3二塁打 0三塁打2本塁打 24塁打 10打点
0盗塁 0盗塁死 3犠打 1犠飛 8四球 0敬遠 0死球
20三振 4併殺
打率.150 出塁率.211 長打率.240 OPS.451

バッテリーコーチのイメージが強いですが、

この年は木戸克彦から開幕スタメンを勝ち取った

様子。しかし47試合の出場にとどまりました。

数字を見る限り、打撃面での課題があった様です。

ちなみに開幕スタメンではないですが、

実質この年の正捕手、木戸克彦の成績です。

102試合 264打席 230打数 19得点 54安打
7二塁打 0三塁打 5本塁打 76塁打 30打点
0盗塁 1盗塁死 7犠打 2犠飛
21四球 3敬遠 4死球 49三振 7併殺
打率.235 出塁率.307 長打率.330 OPS.638

1985年優勝時の正捕手です。

打てる捕手としてはまずまずの成績です。

5本塁打と下位打線の捕手で一発長打があるのは相

手投手からしたら脅威ですね。

続きます。


捕手的視点で勝つ 役立つキャッチャー思考・技術&他ポジション・攻撃への活用法 (MASTERS METHOD)

にわかが1990年のプロ野球を振り返る阪神タイガース③

続きです。

5番 左翼手 真弓明信 79試合 276打席 247打数
32得点 75安打 10二塁打 0三塁打 17本塁打 136塁打 49打点 3盗塁 0盗塁死 0犠打 4犠飛
24四球 3敬遠 1死球 43三振 3併殺
打率.304 出塁率.362 長打率.551 OPS.913

37歳のシーズンですが、さすがの成績。

元々真弓選手は遊撃手→外野→二塁手→外野と

コンバートされており、特に外野では助っ人外国人

とスタメンを争う必要がある為、長打力を伸ばした

そうです。

それにしても1番和田豊、3番岡田彰布に続き、5

真弓明信まで1990の開幕スタメンから

阪神の監督が3人出るってすごいです。

6番 右翼手 田尾安志 84試合 266打席 252打数 
20得点 72安打 13二塁打 0三塁打 5本塁打 100塁打 27打点 0盗塁 2盗塁死 3犠打 1犠飛
9四球 0敬遠 1死球 30三振 9併殺
打率.286 出塁率.312 長打率.397 OPS.709

ご存知楽天初代監督。スタメン4人目の監督です。

(ちなみにパリッシュもAAAで監督してました。)

昭和〜平成のタオは土屋ではありません。

田尾だお!(これがいいたかった)

この年36歳。レフト、ライトにベテランのスター

選手を挟むのは、、まるで現在のタイガースの

福留選手、糸井選手に重なります。

そういえば四人とも他球団からの移籍選手です。

次回に続きます。


にわかが1990年のプロ野球を振り返る阪神タイガース②

続きです。
 
3番 二塁手 岡田彰布 130試合 571打席 486打数 75得点 129安打 27二塁打 0三塁打 20本塁打 216塁打 75打点 7盗塁 2盗塁死 0犠打 4犠飛 74四球 5敬遠 7死球 87三振 12併殺
打率.265 出塁率.368 長打率.444 OPS.812

阪神オリックスで監督を務めた「どんでん」

伝説のバックスクリーン3連発の岡田選手の全盛期

を知る方は少し物足りない数学に

思えますがそれもそのはず、この時33歳。

当時ではベテラン選手扱いといった

ところでしょうか。

1989年、掛布の引退によりサードに、コンバート

されましたが、1990年は八木の台頭により再び

セカンドでのスタメンとなっている様です。

4番 一塁手 パリッシュ 105試合 432打席 381打数 56得点 95安打 14二塁打 1三塁打 28本塁打 195塁打 80打点 0盗塁 1盗塁死 0犠打 3犠飛 44四球 3敬遠 4死球 98三振 14併殺 打率.249 出塁率.331 長打率.512 OPS.843

前年のヤクルトで4番を務め、本塁打王を獲得した

が、三振が多く確実性のなさが野村監督に受けず

ヤクルトを1年で自由契約に。

退団したフィルダーの代わりの4番として阪神

獲得・活躍したようです。

このザ・助っ人外国人の様な成績、嫌いじゃないで

す。ただしこの年の8月に膝を痛め電撃引退。

ちなみに神のお告げはこの7年後、、、。

次回に続きます。